一般的に、初対面の子どもと話しをする時は、挨拶をして「どうやって来たの?」とか「誰と来たの?」など子どもが答えやすい質問を話の導入にする事が多いと思います。

ところが発達障害のある子ども達は、このような挨拶や一般的な質問などに関心がありません。その為、関心が無い事に対しては無視したり、無関係な反応を示したり、考えないで形式的な答えだけして終わりにしてしまうことがあるのです。

そこで1つ提案です。

発達障害のある子ども達とのかかわり方として、例えば挨拶は「こんにちは!」と手を挙げて見せるとか、動作を伴って短くしてみましょう。いつもと同じあいさつの仕方であれば、子どもにとっても分かりやすくて不安感も少なくなります。子どもが特にあいさつを返してこなくても気にせず次に移ります。

そして、その子の興味関心のありそうな話題にしていきます。電車の好きな子には電車の事を話題にしたり、電車の本を見せたりしても良いでしょう。話をしている大人の方を見ていなくても、子どもが気になるように独り言のように話しをしてみます。そうしていると、子どもの方からそばに近づいてきてくれたり、覗き込んできたりするのです。

ここで、すぐに大人から話始める事はせず、わざと視線を外して子どもの注意を引きます。こうして徐々に、子ども自身から興味を抱いてもらうようにしてみましょう。「これはなあに?」と質問をしてきてくれる子もいる事でしょう。

言葉は発せずとも指さしで示してくれる子もいるでしょう。

そう来れば、話のやり取りになります。もしその子が言葉を発するのが難しい子でも、ベースは同様です。その子が好きなおもちゃを使って大人があそぶ様子を見せます。子どもがそれに興味関心を持っても、すぐにおもちゃを渡さず、あそぶ様子を見せ続け注意を引きます。

そして、大人の指示のもと「交代」などと言っておもちゃを渡してあげます。

徐々に大人を意識してもらい、その大人と一緒にいて楽しいと感じる状況をつくる事がポイントです。話や遊びなどを通じて、お互いにやり取りを行いながら、子どもとの信頼関係を結んでいくのです。

自分の好きな事に関心を持ってくれる大人として、子どもはその大人を認識し、関心を示してくれるようになっていきます。

          

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